ビール酵母でγ-GTPの数値が上昇するケースと摂取上の注意点

ビール酵母でγ-GTPが高くなる!?

ビール酵母でγ-GTPが高くなるという噂があります。
まず始めに断っておかなければならないのは、ビール酵母といってもアルコールが含まれているが故に肝臓を傷めるということではありません。

そもそもビール酵母にはアルコールは含まれていません。
では、何故ビール酵母を摂取すると、γ-GTP(肝細胞が壊れた時に上昇する数値)が高くなるのか?

ビール酵母でγ-GTPが高くなる本当の理由

ビール酵母には豊富なアミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが含まれています。

健康な人ならいざ知らず、肝臓の数値があまりよくない方が通常の食事と共にビール酵母を摂取したとすると・・・より多い栄養が体内に入ってくるということになります。

すると必然的に肝臓の仕事が増えるということになります。

γ-GTPが上昇している状態というのは肝臓が非常に弱っている状態。

そんな弱っている時に仕事量を増やす過剰な栄養が入ってくると、更に肝臓は疲弊してしまい数値が悪化してしまうそうです。

以上の理由により、本当は肝臓にいいとされているビール酵母を摂取しても、数値が悪化してしまう理由になります。

過ぎたるは及ばざるがごとしという諺がありますが、正にその言葉を象徴としているのが今回のお話です。

何事も過剰摂取ではなく、ほどよくバランスよくを意識しましょう。

ビール酵母肝臓への効果はあるのか?

ビール酵母というのは、ビールを発酵させる際に用いる酵母です。
ビール酵母は酒かすのような存在ですが、麦芽の栄養分を豊富に含んでいるので、健康補助食品として利用されています。

ビール酵母にはタンパク質、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維、酵母菌などが含まれているので、人体にとっても肝臓にとっても非常に有効な栄養素となります。

そのためビール酵母を日常的に摂取すると肝臓の栄養素が増えるので肝臓は元気になります。
更に酵母が腸内環境を整えるので、体全体が元気になるといわれています。

しかし、これは栄養が偏っていて全体的にエネルギー低下に陥っている時や肝臓が比較的元気であるという時に限定されます。

ビール酵母を摂取して良い人悪い人

ビール酵母は栄養が豊富で、食事や生活習慣がバランスよく摂取出来ている状態では不要なもの。

そのため肝臓が健康な状態の方が摂取していると余計に肝臓の負担を増やしてしまいます。

ビール酵母を摂取することが、逆に状態を悪くしてしまう要因にもなりえます。

また、肝臓の状態が悪化している状態に栄養たっぷりのものを摂取しても、その栄養を代謝できない状態なので、却って血液を汚してしまい肝臓の状態を悪くしてしまいます。

ビール酵母は栄養バランスが良くない人で、肝臓が元気な人が摂取して初めて効果を発揮するといえるのではないでしょうか。