健康診断の数値で分かる肝臓機能の病気について

健康診断での肝機能障害の数値

健康診断での肝機能障害の数値ということですが、肝臓は沈黙の臓器と呼ばれていて、相当悪くならないと検査数値として表れてこないという特性を持っています。

そのため悪い数値として出ているということは、進行してしまっていると捉えるべきです。
肝臓は沈黙の臓器といわれる自覚症状が少ない臓器ですから放置しやすい傾向にあります。

気付いたときには手遅れだったとならないよう日々の生活改善をしていきましょう。。

数値から分かる肝臓機能の病気

肝機能障害の指標になる数値としては「γ―GTP」「GOT」「GPT」の3つになります。

γ-GTPの数値

正常値は男性50IU/L単位以下、女性32IU/L以下とされています。
このγ―GTPというのは、肝臓や胆管の細胞が死滅してしまった時に、それがどの程度血中に流れだしているかというのを数値として表しています。

特にアルコールに反応しやすい数値であり、アルコールの飲みすぎや胆石などがあると上がりやすくなります。

GOT(AST)、GPT(ALT)の数値

正常値はGOT(AST)40IU/L単位以下、GPT(ALT)40IU単位以下とされています。

GPT(ALT)、GOT(AST)共に、肝細胞が障害を受けると、その障害を受けた細胞が血液中に流れだし数値が上昇します。

GPT(ALT)はほとんど肝臓に含まれているので、この数値が高い時は肝臓病の疑いが高くなります。

GPT(ALT)がGOT(AST)よりも高い時は脂肪肝や肝炎などが疑われます。

逆にGOT(AST)がGPT(ALT)よりも高い時は肝臓がん、アルコール性肝炎、心筋梗塞などが疑われます。

GPT(ALT)、GOT(AST)共に40〜100IU/Lの場合には肝炎や脂肪肝が疑われ、100IU/L以上になるとウイルス性肝炎の可能性が高くなります。

数値に異常があった際には食生活、飲酒、運動などを見直すようにしましょう。